医薬品卸の流れ

日本の卸売業は、1980年代以降大規模小売業の流通コスト削減と業務の効率化を求め、高い物流サービスの提供を要求し始めるようになりました。
卸売業は大規模小売業の要望に対し、経営の安定と規模の拡大を目指しました。
卸売業は規模拡大のために、提携や合併という流れになりました。
医薬品業界の卸売業も他の業界と同様の動きをとっているようです。

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医薬品卸の特徴は?

医薬品卸は専門の医療機関と取引し、営業や情報の伝達を重視しています。
医薬品卸の競争は納入価格の決定について行われています。
しかし競争とはいえ、薬価基準制度に基づく公定薬価とメーカーの仕切り価の間で決定されるので、制約が多い中での競争でしかありませんでした。
最近は、医薬品卸はメーカーから自立した価格決定ができるようになりました。

医薬品卸のシェア

医薬品卸は14社が上場していて、上位5グループが全体のおよそ85%のシェアを占めています。
今後も医薬品卸のグループ化戦略は進展するようです。
また、医薬品卸間の競争も激しくなり、全国の病院や薬局での医薬品の共同購入が今後もさらに進み、収益性が悪化すると予想されています。
経営改善のためにはアメリカの医薬品卸が行ってるような多角化経営の必要性があるかもしれません。

医薬品卸の今後

主要医薬品卸業界は利益面で順調な伸びを示し、卸の再編や新体制の整備が活発化しています。
ジェネリック医薬品以外では、医療用、一般用どちらも、市場が伸びる要素はありません。
医薬品卸がこれから成長していくためには、生産性を向上させ、他社との差別化を図ることが大切です。
また、最近では中国への進出も考えられています。
医薬品卸の中国戦略競争が始まるかもしれません。

医薬品卸の新しい流れ